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Mendeley

Office2010を買いました。当初はインターネット上でOfficeファイルを編集・保存できるWindows Live Officeを利用するのが主たる目的でしたが、今はiPadを生かせるような環境に集約させているのでその目的はあまり大きな者でなくなりました。でもPowerPointは美しくなり、ExcelとPowerPointで使い勝手が結構よくなったので満足です。 しかしWordがすぐフリーズするので原因を探っていたらEndNoteという文献管理ソフトが問題でした。論文書くのによいツールですが、くせがあって使いづらく、Office2010に対応させるために新バージョンを2万円で買うよう誘導されるが、そんなにお金を出す価値はない。 そこで論文管理を見直してみた。論文作成時に引用が簡単にできて、今あるPDF論文資産を効率よく取り込めて整理できるもの、そしてリーズナブルなもの(質がよければ無料でなくてよい)。 ありました。Mendeleyというサービスです。 イギリスのサービスですが日本の研究者の間でも話題になっているようです。 複数のPCでも同期できる(PDF本体も) PDFから自動的にAbstractを含めた文献情報を取得してくれる テーマやタグ、スターなど様々な方法で分類、再分類できる 論文ごとにメモが書ける(日本語での簡単な要約に便利) Webに同期されるので自分のPCでなくても閲覧・修正・追加できる 未読か既読かも設定できる MS-WordまたはOpenOffice, Google Docsで引用が簡単に設定できる Webからでも指定したフォルダにPDFを保存しても自動的に登録してくれる 1GBまでは無料のサービスである などなど僕が求めていたサービスがいっぱいです。まだ始まったばかりなのにこの質は期待できます。 難点は英語だということですが、「Mendeley 使い方」とGoogleで引くと日本語であるし、そんなに難しくはない(少なくともEndNoteよりは簡単)。 おすすめです。興味がある方は、僕から招待メールとばします。 Mendeley - http://www.mendeley.com 研究者にとっていろんなツールが生まれて便利ですね。