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iPad mini 5のすすめ

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世の中は新型iPad Airが話題になっていて、こんな時に昨年出たiPad miniを購入しました。ホームボタン付きでベゼルは広くLightningだけど、一応最新モデルである iPad mini 5 です。結果的にとても満足しています。もともと運用していたMacBook 13-inch (2016), iPad Pro 12.9-inch (2018), iPhone 12 Proとの差別化もできています。 持ち運びやすいサイズがiPad mini最大の利点 iPad miniの魅力は何と言っても 片手で扱えるコンパクトさと軽さ です。もちろんiPhoneよりも大きいですができることが違います。 僕がiPad miniでしていることは 本やマンガを読む(医学書もたくさん入っています、活字はKindle Paperwhiteが優秀) 動画視聴(大画面って訳はいかないですが文字が読めてiPhoneより快適) 手書きメモをとる(議事録、アイデア) 調べもの(iPhoneよりも快適で十分) 調べものはMacや大きなiPadがもっと快適ですが、手軽さはiPhoneやiPad miniが優ります。なんといってもコンテンツ(本、マンガ、YouTube・アニメなどの動画)を視聴するにはiPad miniは最適なサイズです(映画はテレビや大きなiPadかな)。これが電車やバスでも気軽に出せるサイズなのがいいです。 ちなみに本やマンガはKindleとi文庫を使っています。医学書は主にM2Plus。動画はYouTubeを電車やバスでまあまあ見る機会があり、英語音声・字幕が使えるApple TV+で英語の勉強を兼ねたドラマ視聴もしてます。 ペンがセットで実力を発揮できる iPad mini 5からApple Pencilが使えるようになりました。第1世代ですが使えると使えないのでは大きな差があります。Apple PencilあってこそiPad miniがさらに活用できます。他のスタイラスペンも試しましたが実用レベルとは言えず、Apple Pencilもしくは Logicool Crayon を併せて使うことを強くお薦めします。なのでiPad miniを選ぶなら第5世代がいいです。 なぜペンが重要かというと、完全にノートの代わりになります。気軽に持ち運べて、議事録やセミナーのメモ、アイデア

いま家族で渡米する研究留学は勧めない

今年はCOVID-19で振り回されていますよね。僕自身もCOVID-19のため半年もお仕事が止まってしまいました。実際にマウスや細胞を使う研究をする研究者にとってリモートワークって限界があるんですよね。しかも子供の学校もリモートになって、付きっきりで先生のかわりになる必要も出て、仕事は全然進まなかったです。 中国人Jビザ発給停止で新規のポスドクが減少 昨今の米中摩擦に中国による研究スパイで逮捕者が出ました。さらにヒューストンの領事館も取り調べられ国家としてスパイをおこなっていたことが明るみに出ています。これにより中国からの新規の研究留学者が大幅に減少しています。さらにCOVID-19を機会に失業者が増えたことで雇用確保を掲げて移民ビザだけでなくJビザを含む非移民ビザの発給も停止しました。幸いResearcher Jビザは除外されましたが、みんな慎重になっているは確かです。 コロナで縮小するラボもある 新型コロナウイルスのため多くの研究室がロックダウンとなり研究が止まってしまいました。もともと少なくなってきていたグラントもCOVID-19研究にシフトしたためグラントの獲得も難しくなり、一部の研究室は規模を縮小しポスドクがリストラになってしまっています。一方でCOVID-19関連で新規募集しているところもあります。よく研究室の内容や現状を調べられた方がいいでしょう。 学校はリモートが中心で英語習得が難しい COVID-19のため多くの小学校・中学校がリモート授業になっています。通学と組み合わせたハイブリッドも増えてきていますが、ボストンではCOVID-19再燃傾向のため再びリモートに戻ってしまいました。リモートではほぼ親が付きっきりでサポートを要するためなかなか仕事ができる環境ではありません。さらに英語のサポートもかなり不足するため、子供たちも英語を習得する機会が大きく制限されて授業そのものについていけず支障をきたしてしまいます。English Learnerは優先的にハイブリッドの枠を確保できますが、それでも十分とはいえない状況だと思います。もちろん全日制の日本語学校に通学されるならいいと思うのですが、僕がいるボストンは補習校しかないので現地校に頼らざるを得ない状況です。 COVID-19の今後 現在もまだCOVID-19による制限が継続されているため70%ほどの稼働

英語を効率的に読み書きするツール

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アメリカ留学中はもちろん英語が第1言語。論文だけではなくたくさんの英語を読まないといけません。日本で学んだ単語では太刀打ちできないこともよくあります。また、メールを中心に英語を書く機会がたくさんあります。メール1つにしても正しく書けているか不安ですよね。そんな僕が日常で使っているツールをご紹介します。 翻訳ツールはGoogle翻訳よりもDeepL 自動翻訳といえばGoogle翻訳が有名です。実際に僕もMacだけでなくiPhoneやiPadでも利用しています。しかしこの訳は違うんじゃない?ってことがよくあります。そんな皆さんにオススメするのがDeepL。ドイツのメーカーが作った翻訳ツールで、何と言っても訳文が自然で医療系の論文の専門用語も結構拾い上げてくれます。その精度の高さに基本はDeepLを利用しています。有料版もありますが無料で十分です。MacとWindowsにソフトが提供され、文章を選択して ⌘+Cを2回押すだけ (WindowsならCtrl+Cを2回)。そう、 コピーコマンドを2回押すだけ なので覚えやすい!インターネットには接続しておく必要はあります。 論文で利用する場合、PDFだと無駄な改行が入ることがあるので、なるべくオンライン版で利用しています。しかし改行を除去してくれるツールを利用すれば便利でしょうね。 iPhoneやiPad向けのアプリは残念ながらありません。しかしWebベースで利用することができます。文章を選択して無駄な改行を除去してDeepLで翻訳してくれる、とても便利なショートカットを ひとりぶろぐ のmoyashiさんが作ってくださっているので、僕はこれを活用してiPhoneやiPadでもDeepLを利用しています。 DeepL翻訳 DeepL翻訳の本家サイト DeepLショートカット iPhoneやiPadでDeepL翻訳ができるショートカット 英文の確認・修正にGrammarly GrammarlyはAIで英文をチェックしてくれるツールです。AIの中ではとても精度が高く的確です。書いた英文が正しいかどうかって不安ですよね。とりあえず書いてみた英文をGrammarlyに貼り付けると、スペルチェックはもちろんのこと冠詞や構文、言葉遣いなどを修正してくれます。有料会員になると文章の

楽天モバイルのアメリカローミングは使える!

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 久しぶりの投稿です。今日は楽天モバイルの話をしてみようと思います。COVID-19の影響で帰国予定が延びて現在もまだ米国滞在中です。auで日本の携帯電話番号を維持していたのですが、維持管理料が毎月かかることもあり、番号を復活させて1年間無料キャンペーンをしている楽天モバイルに乗り換えました。アメリカでも毎月2GBのローミングが利用できます。実際の使用感をレポートしてみます。 海外ローミングにiPhoneは使えない ちなみにメインのスマホはiPhoneでアメリカのT-Mobile系のMVNOのSIMで運用しています。T-Mobile系はWi-Fi CallingなどiPhoneの機能をフル活用できるし、ボストン近郊ではLTEの通信速度が最も速く、しかもVerizon(米国最大手)やAT&T(米国2番手)系よりも割安です。郊外のエリアは狭いのですが日常生活には全く支障はないです。僕の持っているiPhone 7はそもそも楽天モバイルで使えないのですが、 対応するiPhone 11でも海外ローミングは利用できません 。そこでキャンペーンでOppo Reno AというAndroidスマホを購入して楽天モバイル回線を利用しています(iOSの操作感に近づけてくれているいい機種です)。 アメリカからも日本との通話、SMS無料で使い放題 Rakuten Linkアプリを使えば、 アメリカでも日本の電話番号で通話、SMS無料 です。T-MobileはWi-Fi Callingといって、Wi-Fiがあればエリアを問わず世界中どこでも携帯電話通話やSMSができます。建物内の電波が弱いところもWi-Fiがあればエリア内と同じように使えます。この仕組みを楽天モバイルも使っているみたいです。Wi-Fiだけでなくローミング電波でも同様に使えます。日本の携帯番号でLINEでは通話できない相手にも気軽に電話できるのがとても便利です。 ローミング提携先の電波が良い New England地方ではAT&Tの電波をつかむことが多いです。この地方ではAT&Tが最もエリアが広いので、T-Mobileが圏外になりがちなトレッキングや旅行ですごく役立ちます。電波はほとんどが4Gで接続され、たまにhigh speed 3Gの時があります。そしてたまにT-Mobileに接続されます。いずれにし

とっさのメモはApple純正メモアプリとSimplenote

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今日はデジタルノートの話。僕は手書きと紙は付箋とlab notebookしか使っていません。紙はどうしてもバラバラになるので必要な時に情報が引き出せません。 メモ・ノートには様々な種類がある ノートにはいろんなタイプがあります。僕の場合はこんな感じです。 聞いたばかりのことや思い浮かんがことをとっさにメモする “ Quick Note ” セミナーやミーティングのメモ “ Meeting Note ” Webやメールなどで得た情報をクリップ “ Clip Note ” テーマごとにまとめて作成するノート “ Review Note ” 自由に発想を書き留めるアイデアノート “ Brainstorming Note ” 今日はQuick Noteのお話です。 とっさのメモは手軽さが大事 Quick Noteの重要点は手軽にメモをとることです。メモをとるまで手数が少ないこと。iPhoneなら画面下から上にスワイプしてコントロールセンターを出してメモアイコンを押せばすぐにApple純正メモアプリでメモを開始。 iPadでもiPhoneと同じです。ただiPad Proや最近のiPadでApple Pencilを持っている場合は、カバーをあけてApple Pencilで画面に触れるだけで純正メモアプリで手書きメモをとれます。 持ち歩いている iPhoneとiPadならApple純正メモアプリがQuick Noteには最適 です。 テキストだけならSimplenoteも! 手書きなんていらない、テキストだけでいい、という場合はSimplenoteも素晴らしいツール。バグが多かったのも最近頻繁に修正されてきており、コラボレーションなど新機能が加わってきています。 Simplenoteのいいところ 無料 Webアプリ、Windows/Mac、Android、iPhone/iPadと幅広く対応 アプリを起動したらすぐにメモに入り自動保存される 同期が早い(数秒以内にリアルタイムに他のデバイスにも反映 複数のタグで整理できる マークダウン記法が使える 文字数・単語数がカウントされる 修正履歴が保存されていていつでも過去バージョンに戻ることができる Simplenoteの不満点 日本語変換でバグが残って

研究プロジェクトのオススメツール

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生命科学研究者の仕事ってプロジェクトを立てて、遂行し、まとめて発表するという流れだと思います。今までいろんなツールを用いて比較してきましたが、ここ数年で安定してきた方法をシェアしたいと思います。 プロジェクトの構想を練る あるプロジェクトを開始するにあたって、いま分かっていること、そして自分のオリジナルの考えを整理していかなければいけません。はじめはバラバラにみえたアイデアに線がでてきて、構想にストーリーが生まれます。こうしてできあがった仮説を、いくつかの既知の情報で肉付けして強化していきます。この過程では、 手書きがいい んですね。手で書くと頭の中が整理されるような気がします(この辺がアナログなんでしょうか)。でも紙に手書きすると修正したり、並び替えがしにくいのです。しかも紙のスペースに縛られてしまうこともしばしば。そこで 無限大のスペースに自由に手書き できる環境がいいなって考えに至りました。それにぴったりのツールが Concept 。iPadに向かい、Apple Pencilで自由にマインドマップ調にアイデアを書き足していきます。ポイントは細かくなりすぎないこと。 Concept https://concepts.app/ja/ 論文を精読する 論文を管理するツールは、EndNoteが最も有名で、Readcube PapersとMendeleyがメジャーなところでしょうか。ここであげたアプリはMac/Windowsに加えてiOSアプリもそろっています。全部使ったことがありますが、ここ数年は最後発ながら機能を増やし安定してきた Readcube Papers に落ち着きました。複数デバイスの同期は有料ですがアカデミック料金が設定されていますし、お得なクーポンが時々発行されています。複数デバイスの同期は必須ですし、被引用数がすぐわかるというメリットがあります(これは他のツールにはない)。便利な特長をまとめておきます(最初の2つが有料会員のみです)。 被引用数がすぐわかる (これが論文の価値だと思います) 複数デバイス間の同期(Webでも閲覧できる) フォルダーとタグで整理できる( Evernoteと同じような管理および検索ができる !) 五つ星の評価とフラグ を自分で設定できる(執筆用と読むだけのものなど分けられる) 手持ちの論

Mac/iPadのシェルフ系アプリはGladysが最もよい

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COVID-19で自宅でのお仕事が続いています。資料を集めてまとめていく作業をしていくときに、シェルフ系アプリと呼ばれるアプリが役立ちます。シェルフ系アプリとは、文章や画像だけでなくどんなファイルでもいったん棚に保管して、別のアプリに貼り付けたり移動したりする、そういう棚を提供してくれるアプリです。iPadで複数アプリ間のドラッグ&ドロップが解禁されて話題になっていました。iPadではYoink, Gladys, Copiedなどのアプリが有名でしょうか。MacではYoinkが圧倒的な人気です。マウス・キーボード・アップルペンシルが使える iPadでの創作も増えてくると、MacとiPadでコンテンツを作る素材のおきば(棚)の必要性が増しました 。Yoinkを検討したのですが、Mac版980円、iOS版730円 、しめて1710円は高い!!躊躇して、GladysにMac版があればなぁ、って思って検索してみると半年前に登場していました! お値段は無料! 使ってみてもよかったので、 今はGladysがお勧め というご報告です。 Copiedもあるけどクリップボードすべてを拾い上げる 僕もCopiedを使っていたのですが、もとはクリップボードの拡張アプリなので、コピーしたものが自動的にどんどん登録されてしまいます。はっきりいって多くは無駄。そしてなぜだか1回のコピーで3個も同じものが登録され、色々解決を試みようとするも改善せず。アプリも2年間更新されておらず、サポートが期待できないことからアンインストール。 GladysにMac版が登場 半年間気付いてなかった(シェルフ系アプリを必要としていなかった)けどiPadで定評があるGladysにMac版が登場しています。 iCloudとHandoffを使ってiPhone/iPadとMacで同期 。ドラッグ&ドロップできればどんなファイルも一時保管できて、 受け渡すときも様々な方法を選べる iPad版の機能もそのまま。たとえばsafariやchromeから画像をもってきたら、それをURLなのか画像としてなのかを受け渡すときに選べるということ。地味にとても便利です。しかも 10個まで保管するなら 無料 。それ以上保管する場合でも 120円買い切り と安い。MacとiOSあわせても240円とコーヒー代ぐらい

キーボードもペンも使う人にお勧めiPad Proアイテム

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iPad OSがマウス、トラックパッド、キーボードに対応してくれているおかげで、Apple Pencilとあわせて生産性が増しました。Macにはできないこともできるようになり、iPadを使う機会も増えています。今日はiPadで文章を書くときの便利ツールのご紹介です。 斜めにすると疲れない 仕事柄、文章を書くことが多いのでトラックパッド/マウスを使う機会が多くなります。そのため持ち歩くのにもスリムなSmart Folio Keyboardが欠かせません(ただし家ではiPadをスタンドにおいてBluetoothキーボードを使っています)。一方で会議やセミナーのメモ、プロジェクトのアイデア出しなど手書きメモやスケッチを使う機会もたくさんあり、Apple Pencilを使います。その時、Smart Folio KeyboardではiPadが机におかれて、iPadに傾斜がなくて少し見にくいし書きにくいんですね。Smart Caseのときのように斜めにできたらいいなって思っていました。 MOFT miniがベスト MOFT miniは本来PCに貼り付けて斜めにするツールです。僕はMacBook ProにMOFT(miniではなく2段階選べる通常版)を貼り付けて傾斜をつけて使っています。それで首、肩や背中への負担が大幅に減っています。このMOFTのmini版ならiPadに最適では?と考え検索してみると、Amazon USのreviewや、何人かのブロガーの方が実践していらっしゃるのを拝見しました。早速導入。これがとてもよい!傾斜は10度。ペンで書くにはちょうどよいです。Smart Folio Keyboardでペンも使いたいって人にすごくお勧め。いまAmazonでも品切れみたいですが、お買い上げの時はMOFT Xと間違えないようにしてください。 Amazon Written with StackEdit .

COVID-19の感染タイミング

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COVID-19の感染タイミング COVID-19の感染タイミング Nature Medicineに興味深い論文が出ていました。COVID-19の感染力は発症のちょっと前がピーク(Figure 1c. だいたいFigure 1a Senario 1と3の間ぐらい)。SARSや季節性インフルエンザは症状が出るとき(Figure 1a SARS 2003)かその後(Figure 1a Seasonal Influenza)であるので、かかっている本人も周囲の人も予防しやすいと言えます。発症前に感染してしまうと、本人も周囲の人も気付いていないため広げてしまっている可能性が高いです。やっかいですね。 Xi He, et al. Nature Medicine. 2020. Temporal dynamics in viral shedding and transmissibility of COVID-19. 有効なワクチンが利用可能になり高い接種率が確保できればいいですよね。日本はインフルエンザの接種率も低いので、皆さんがワクチンにお金を投じられる、もしくは税金の負担をして予防医療の無償化を提供するという感じでしょうか。

マークダウンでブログを書く

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マークダウンをBloggerに使う 以前はHTMLでホームページ作りをしていて、しばらく仕事で忙しかったため停滞していました。ブログだけ細々と続けていて、作業を楽にするためGoogleのサービスであるBloggerに落ち着き何とか続けてきました。それでも手間がかかるんですね。数年前にマークダウン (Markdown)記法って言語があってブログ制作に役立つらしいってことは知っていたのですが、ロックダウンを機会に向かい合ってみました。 マークダウンとは何? Wikipediaをみてみると、文字のレイアウト等をしながら文章を書くためのプログラムとのこと。当初はHTMLに変換するために開発されたらしい。なるほどー、HTMLを用いるブログと相性いいわけだ。HTMLって書くのは面倒なのですが、マークダウンは#とかをちょっと加えるだけでレイアウトできるのでタイプするのが早いのです。詳しいことはGoogleでマークダウンを検索すると、丁寧な説明がいっぱいあるので見てみてください。 マークダウン - Wikipedia bloggerでマークダウンを使うにはStackEditが便利! 僕は科学的な文章を書く機会がそれなりにあります。いきなりWordで書くのはどうもまとまらないので、ByWordってiOS/Macアプリを使っている時がありました。このByWordはマークダウンが使えるエディタでBloggerにも投稿できるのでいいなって思っていたのですが、アプリやサービスの進化により文章を書く方法がかわってきたので使わなくなってきました。 以前使っていたはてなブログはマークダウンに対応しているそうですが、Googleのサービスにまとめたのをどうも戻す気がおきなくて…。そうして何となく検索してみると、StackEditというフリーのWebエディタがBloggerに対応していると知りました。 StackEdit 左にマークダウン、そして右にリアルタイムのプレビューを見ながら書けます。しかも美しい。無駄にボタンも配置されておらず、物書きがしやすいうえに、iPadで作業もしやすい。さっそくiPadのホーム画面にブックマークを配置して使い始めました。WebエディターなのでMac, iOS, Android, WindowsなどOSに依存せずに使えるのがいいですね!Blogg

情報管理に使うアプリ

COVID-19の影響で時間が取れているため情報管理について再考してみた。僕は医師であり研究者です。最近はもっぱら研究に従事しています。iPadの環境整備をして情報管理のフローについて僕なりの方法を書いてみます。 情報を集める 情報源は情報源はセミナー、論文、ミーティング、学会など。ここで使っているツールを紹介します。 Notability Apple純正メモ Simplenote ReadCube Papers Evernote ここで活躍するのは上記のアプリ。Notabilityは手書きメモアプリです。録音もできるし、再生時に録音にシンクロしてメモが展開できるのが秀逸。書き心地もよく、この録音シンクロ機能のためにGoodNotesなど他の手書きメモアプリは使わなくなりました。聞き逃したところは音声でメモを補完してメモが完成。手書きのままPDFにしてEvernoteに送ります。音声はあくまでメモの補完用です。 Apple純正メモはちょっとしたメモ用に使っています。すぐに起動できて、ある程度レイアウトできるのが利点。iPadではApple Pencilのタップで手書きメモがすぐに書けるので、きちんとまとめていないけど、ちょっとしたメモのツールとして最適。 Simplenoteはテキストのみのメモアプリ。テキストのみなので動作は軽快。ただ日本語入力で表示が乱れるバグがある。AndroidやWindowsアプリもあります。クロスプラットフォームの素早いメモ用として使ってきましたが、iPadが中心になってきたため純正メモに移行中。 ReadCube Papersは論文管理アプリ。以前はMendeleyもEndnoteも使っていましたが今はPapersに完全移行済み。Endonoteは引用文献を書くのにはとても便利な一方で、論文管理は検索性やPDFの扱いがしっくりきませんでした。Mendelayはよかったのですが、無料プランの範囲を超える量になり割安なReadCube Papersに移行しました。最近Papersアプリが刷新されて、動作も軽快になり快適に利用できています。引用数や引用先論文がすぐにわかり論文の価値がすぐにつかめるのがお気に入りのポイント。この機能と同期機能は有料会員になる必要がありますが、アカデミック割引があります。

iPadOS 13.4でiPadをパソコン化させる最適の組み合わせ

ボストンは子供たちの学校は休校、仕事も自宅待機になり自宅でパソコンに向かう日々です。この期間に在宅ワークの環境整備もしていっています。 そんな中iPad OS 13.4になりマウスとトラックパッドが利用可能になりました。マウスは以前から簡易対応していたのですが、カーソルは大きく、文字の選択などはまだやり難いままでした。右クリック機能が利用可能になり、カーソルなども分かりやすくなりました。 普段使っているiPadは初代iPad Pro12.9-inch。少し重いですが、この大きさの画面に慣れると小さい画面に戻れません。iPhoneと同じです。それとMacBookのセカンドディスプレイとして使うこともできます。 家族の分も含めて手持ちのマウス、トラックボール、トラックパッド、キーボードを試しました。全てBluetoothで接続しています。接続方法は簡単で、それぞれの周辺機器をペアリングモードにしてから設定のBluetoothから選択するだけ。マウスの細かいボタンの設定は、設定→アクセシビリティ→タッチ→AssistiveTouch→デバイスで設定できます。僕はボタン数の多いLogicoolのマウスはホイールキーをホームボタン、進むキーはAppスイッチャー、戻るキーはdockに指定しています。 マウスとトラックパッドは家にあるものを色々試してみました。 🖱マウス Apple Magic Mouse 2; Apple純正Bluetoothマウス Logicool M336 (M337と同じ); コンパクトなBluetoothマウス Logicool M590 ; クリック音が静音化し2台のデバイス切り替えがあるBluetoothマウス 🖲トラックボール Logicool MX ERGO ; 職場で使っている高級トラックボール。2台のデバイス切り替えが可能。 トラックパッド Apple Magic Trackpad 2; Apple純正Bluetoothトラックパッド Logicool T651 ; Mac用トラックパッド ⌨️キーボード Logicool Keys-to-go ; iOSに最適化した携帯に便利な薄型防水キーボード(US配列) Logicool K380 ; 3台までの切り替えができるコンパ