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アメリカでの携帯電話会社変更

iPhone8が話題になっていますね。経費節約のためアメリカでの携帯会社をかえました。 アメリカの携帯電話は基本的に国内通話無料、SMSも無料です。日本のように携帯電話にアドレスは付与されないので電話番号でショートメールをやりとりするSMSが主流です。とはいえFacebook Messenger, iMessage, What's up, LINEなどもあるのでSMSの出番は減ってきているのでしょうが、日本よりもはるかにSMSが使われています。 また料金先払いのプリペイドもたくさんあります。日本と同じポストペイドもありますが、クレジットヒストリーが重要で、アメリカに来たばかりの人はまず契約できません。必然的にプリペイド契約になります。 アメリカに来たばかりの時はすぐに携帯電話を使える状態にする必要があったため、日本でもSIMカードが入手可能なT-mobileのプリペイドにしました。1人10GBまで$50。夫婦で$100。日本よりも少し高いですね。テザリングもOKでしたが、場所によりとても遅いです。電話機はiPhone7をあらかじめ日本でSIMロック解除しておいて用いました。最近のiPhoneは電波の対応も幅広くiPhone7は3大キャリアすべて共通の機器になっておりアメリカでも問題なく使えます。ただしSIMロック解除しておかないと、僕が契約していたauはAT&Tしか使えないと思います(AT&Tの回線を使うMVNOを子会社にもっているため)。 アメリカでは最大手はVerizon、次いでAT&T、そしてT-mobile、Sprintが4大キャリアです。LTEの普及度はVerizonが圧倒的です。ドコモが高いようにVerizonもやや高いです。そして日本の格安携帯のように大手キャリアの電波を借りているMVNOがたくさんあり、コンビニ、スーパー、家電量販店などで売っています。そこでVerizonの電波を使っているTotal Wirelessに乗り換えてみました。電波は間違いなく広い。テザリングはできないけどフリーWi-Fiが充実しているアメリカでは使う機会はかなり限られるため問題ありません。2回線で15GBをシェアして$60。今まで$50x2=$100だったので月々$40うきます。これは大きいです。 方法も簡単でT-mob

マサチューセッツ州での自動車免許取得(その1)

Bostonにやってきて2ヶ月半。左ハンドルにもすっかり慣れました。 国際免許証は1年間有効だけど、アルコール類の購入にパスポートいるのも面倒だし、電球などを捨てるときも居住証明がいるし、そろそろ自動車免許を取得しておかないといけない(一応州の法律では居住したら国際免許証は使えないことになっています)。 重い腰をあげてまずは仮免許(Learner's Permit;つづりにLicenseの文字がない!)を取得しにいきました。ブログには色んな情報がありますが、2017年9月現在ではBrookline~Boston近郊で行きやすくて受験できるところは、WatertownとHaymarket(他のブログによくあるChinatownはHaymarketに移転しています)のRMV(運輸局みたなところ)。今回はSocial Security Officeにも用事があったのでHaymarketに行きました。どちらの施設にもGovernment Centerから徒歩圏内なので、Green Line B, Dの方も乗り換えは不要です(C, Eの人はそのままHaymarket駅が便利でしょう)。 RMVの入口はHaymarketの海側。建物につけば標識があります。ひどいときは1階から列ができているそうです。僕が行ったときは2階にそのまま上がれました。2階では窓口が2つに分かれています。Ready to goという緑のレーンとCustomer Serviceというオレンジのレーン。列の最後尾にいるスタッフの人にLearner's Permitを取得しにきた旨を伝えると書類をパパッとみられてオレンジのレーンに案内されました。たまたま手際のいい受付の方でそこで待ったのは15分~20分ぐらい。ビザ関係書類(J-1 VISA、最新のI-94、サインが入ったDS-2019)、署名の証明としてSocial Security Card、居住の証明としてBank Statement(Bank of Americaでは毎月オンラインで発行される取引証明)、出生の証明としてパスポートを出してあっさり通りました。 妻はビザ関係書類(J-2 VISA、最新のI-94、サインが入ったDS-2019)、署名の証明としてcanceled check(使用済み小切手のこと。自分で自分に発行す

日米の違い小ネタ集

今日はNational Ice Cream Dayのイベントが催されていました。子供病院だけにそれなりに盛大にやってます。ホントのNational Ice Cream Dayは明後日です。Grocery ShopやFast Food Shopではアイスクリームのセールや子供へのプレゼントをするそうです。昨日はすぐ近くのHarvardの芝生の庭でStar Warsが上演されていたようです(Laboにいていけませんでしたが)。こんなイベント多いらしいです。 こっちに来ていろいろ日本と違うことがあります。 単位がまったく分からない。基本は摂氏(C)でなくて華氏(F)、液量はリットル(L)でなくてガロン(gallon), オンス(oz; ounce)、重さはグラム(g)じゃなくてポンド(pound)、距離はメートル(m)じゃなくてマイル(mile)、フィート(feet)。車の時速もmiles/hourなので制限45はだいたい60km/hなので感覚狂います。スーパーの価格表示もオンス単位の値段が書いてます。 車の駐車は基本前進。バックでしている人はかなり少数派。 ストリートパーキングが多いので縦列駐車の技術が要求される。そして駐車料金は前払い。 路上駐車は基本的にOK(駐禁マークがないところで2時間以内) 横断歩道の歩行者信号は必ずボタンを押す必要がある(ボストンだけかもしれません)  スクラブのまま名札をさげて帰る人がかなり多い(これもLongwoodならではかもしれません) バス停では乗るよってアクションを起こさないと通過されること多い。 銀行振込という概念なし。できないこともないけどすごく手数料が高くそんな機会なし(給与の振り込みは別)。家賃・公共料金などほとんどが小切手郵送だったらしいが、今はOnline BillPayが普及してきている(手数料無料で銀行が小切手を送ってくれる)。  至るところにフリーWi-Fiがある。  交通機関は時刻表という概念はなく、何分後に来るというアプリでアナウンスされる。1,2分後に次がきてその次は15分後ってこともざら。  子供に席を譲る人がとても多い。「子供を大事にしている文化」をよく感じます。 なんかいっぱい羅列しましたが、今日はこんな小ネタをお届けします。最後の子供を大事にする心、日本はもっ

Macのキーボードとトラックパッドが反応しない

うちのLaboはほぼみんながMacユーザー。隣のLaboとあわせてもWindowsはほぼ見かけない。アメリカでもWindowsの方がシェア高いと思うんだけど、なぜだろう?アメリカ人の同僚に尋ねてみたら「うちの父以外にiPhoneじゃない人も知らないし、まわりにもWindowsはほどんどみないよ」という回答。BiomedicalではMacが主流なのかな、それともたまたまか…。 僕も1年半ほど前からMacに乗り換えた。文字が美しいってことも重要だし、なんと言ってもiPhoneとiPadとの相性がよい。WindowsしかできないことってほとんどなくてMacで困ることがほとんどないですし、むしろメリットを感じることが多いです。そんな中、アメリカに来て、universal supportができるMacが安心なのです。 でも問題はないだろうと思っていたら、スリープ復帰後にキーボードとトラックパッドが動かなくなる事態に頻繁に起きるようになった。電源入れ直したあとも起きることがある。PRAMリセットでほぼなおるけど、SMCリセットまでいることも。でもそこで解決する。マウスは動くので、内部の問題っぽいが、断線などハードも問題でもないのだろう。Macを再インストールしても生じる。頻度はずいぶん改善したが。再々リセットするのもおかしいので、クリーンインストールして、リフレッシュしようと思う。Appleに電話しても、うまく伝わらなかったし、Genius Barに行く時間もない(ただこうしてサポート体制があるだけMacでよかった)。同じ事で困っている人も多いので、うまくいったらシェアします。取り急ぎはPRAMリセットかSMCリセットを試されるといいですよ。どちらもAppleのサポートに方法が載っています。 https://support.apple.com/ja-jp/HT204063 https://support.apple.com/ja-jp/HT201295

アメリカの医療保険

アメリカは医療費も高いし医療保険も高い。一般的な家族で月々15〜20万円ぐらいは医療保険らしい(あまりにも高いので企業や病院があある程度負担してくれますがそれでも高い)。保険内容もMedical, Dental, Visionと歯科と眼科が別。安い月給なので安い保険で検討。 まず日本と支払いの方法が違う。まず診療所や薬局でcopayという事務的な分の支払いをして、検査や処置などの医療費など足りない部分が保険。しかしここがひどくて、deductibleというこちらがまず払わないといけない免責額が年間$1,000ドル(11,2万円ぐらい)もある。そこを超えてからようやく保険会社の支払いが葉始まり10%のみ支払うかんじ。deductiblesをなくそうとすると保険料はいっきに3倍近くになる。。もちろん上限はあります。リーズナブルな保険は保険会社が指定するリストからホームドクターを決めて報告して、そこしかかかれません。ERやurgent care(ERは本当に救急のみでwalkinできる軽症はurgent care)は例外です。 最近はリテールクリニックというWalmart(巨大ショッピングモール)やCVS Clinic(CVS Pharmacyという最大手薬局に併設されるクリニック)がはやってて、Nurse Practitioner(アメリカではこの資格を持つNurseが簡単な病気や予防接種など処方箋も発行できるのです)が対応してくれます。数分単位のネット予約が可能で値段も安くて明示されており便利です。まだ医療保険が適応されていない僕にとって、急ぎの子供のワクチンに役立ちます。 アメリカの保険はいいこともあります。日本では実費になる予防医療が無料化されることです。これは素晴らしい取り組みです。予防医療の徹底が医療費の削減につながるはず。これは見習うべきですね。 日本の医療保険は患者にとって素晴らしいシステムです。それだけに中国などに悪用されるケースが出てくるぐらいです。しかし医療費の高騰で保険は破綻しようとしていますし、フリーアクセスの受診が可能なだけに大病医院の医療スタッフが疲弊しています。いいところは学んで、フリーアクセスなどのサービスのシステムを変えることが、最もいい方法じゃないかと思いました。

MyCharlie Account

ボストンの公共交通はMBTAというところが運営しています。公共交通は ・Commuter Train(近郊列車、アムトラック(アメリカ版JR?)から運営を委託されています) ・Subway (通称T、地下路線はボストンのダウンタウンのみ) ・Bus(もっとも安価。路線さえ知っていたら乗り方は簡単) がメインでMBTAが運営しています。 ボストンはこれらの交通がとても充実していて市内には車がなくても不便しません。むしろ交通渋滞や駐車場代の高さから車じゃなくてTを使うことが多いです。 Commuter Trainは利用しないのでよくわかりません。 Tとバスは均一料金でCharlie Ticketを買うかCharlie Cardで乗ります。Charlie Ticketには1回券、monthly passなどいくつか種類があります。Charlie Cardは日本で言うSUICAやICOCAのようなICカードです(細かいですがFelicaではなく住基カードと同じTypeAですので日本よりちょっと長めのタッチが必要ですがそんなに気になりません)。長く滞在するにはこのCarlie Cardが便利なのです。1回乗車でも割引価格で乗れますし、いちいち切符を買う手間が不要です。僕が利用している職場の定期券もCharlie Cardでmonthly passがのっています。ちなみにCharlie Cardはどこでも売っているわけではなく下記の限られたところでのみ入手できます。窓口でCharlie Cardがほしいと言えば、いくら?って聞かれるのでチャージ額を伝えて支払いをして入手できます。 http://www.mbta.com/fares_and_passes/charlie/?id=5592 僕はこのmonthly passでTもバスも乗れるので何も考えなくていいのですが、妻はチャージが必要です。このチャージは券売機でもできるのですが、よく壊れているんですよね。。そこでオンラインチャージが便利なのです。MBTAのWebページにReload Charlie Cardというメニューがあり、そこのAdd stored valueから手続きができます。そこで支払えば、次回に券売機か車内でタッチした際に自動的にチャージされます。 https://charliecard.m

アメリカ生活セットアップ

アメリカに来て1週間になります。まだベッドが届いていないですが、何とか生活できるようになってきました。やったことをまとめてみます。 ついてすぐにびっくりしたのが家の汚さ。 Brookline Hillsに契約したのですが、鍵の引き渡しに大家は1時間送れてくるし、家の中は埃だらけ。お風呂のシャワーカーテンレールは錆びて、バスタブの中にはゴキブリの死骸。ペンキは塗りなおしたしきれいにしたよって言うけど、確かにペンキは塗り直してあるけど掃除はいつしたんだってかんじ。アジア系のオーナーの場合は汚いことが多いとは聞いてたけど、今回はあたりが悪かったのかも。でもその後の様々なトラブルに対する対応はとてもよくて、いい大家さんだったと思ってます。 まずは衣食住の整備。衣は船便が届くまでの間しのげる分をスーツケースに入れてきてあるのでOK。夏のボストンは昼は半袖、夕方からは16度ぐらいになるので長袖のパーカーが必要です。こちらの人の色合いはグレーなど濃色が好まれているように思います。 食は取り急ぎ、レトルト米、磯自慢、レトルト味噌汁があるので当座はしのげる。それでも困るので歩いてスーパーに行って、野菜、ベーコン、水、牛乳などを調達しました。水も牛乳もガロン単位でとても大きい。このオンスやガロンという単位がスーパーに普通に書いてあるので慣れる必要があります。いまだiPhoneに計算させてますが…。 問題は住ですね。ここのセットアップが苦労しています。日本からIKEAに発注したものは、オーダーがあやしまれてキャンセルになった。後日アメリカからオーダーするとすんなり。おかげでベッドがありません。取り急ぎベッドトップとマットカバー、タオルケット、クッション(枕のかわり)で何とかしています。これらもAmazonから発注したのですが、お届け予定より早く発送し日本のように細かい指定は一切できません。あやうく入居前に届られそうになったので全部何とかキャンセルして、渡米後に再オオーダー。そのため布団なしで寝る日が2日できてしまいました。さすがに疲れがたまる。 後日、持ってきたらよかったな、持ってこなくてよかったな、を書きたいと思います。