USPSのCertified Mail(特定記録)を自宅で作成する

アメリカで郵便局にあたるのはUSPS。郵便事故が日本よりも多くサービスにもムラがあるなんて書き込みもよく見られます。自分自身では特に問題に出会ったことはないですが、郵便局によって対応がずいぶん違うのでいつも対応のいいところを選んで行っています。

公的機関に書類を送ったりするときは本当についているか不安ですよね。そんなとき日本では特定記録や書留(±配達証明)などを利用していると思います。僕自身も特定記録郵便は時々利用していました。ネットで郵便物が追跡できるので確実に届けるには安心感があります。もちろんUSPSにも同様のサービスはあって、Certified Mailといいます。日本の特定記録に配達証明がついたようなサービスです。Certified Mailの料金は$3.45ですが、それ以外にも色々料金が加算されて結局それなりにかかるんですよね。何にも知らないときに

USPS Postage & Special Services2018 Rates               New 2019 Rates
Certified Mail Fee$3.45$3.50
Electronic Delivery Confirmation Receipt$0.80$0.80
Return Receipt Green Card (Old Fashioned Green Card)$2.75$2.80
Return Receipt Electronic Signature (PDF) (replaces Green Card)$1.50$1.60
First Class Postage (1 OZ) (Metered Rate)$0.47$0.50
Additional OZ First Class Postage (*Under 3.5 OZ)$0.21$0.15*
Flats 1 OZ rate (9″ X 12″ or 10' X 13')$1.00$1.00
Flats rate over 1 OZ. and Letter Rates over 3.5 OZ.$0.212 oz.  $1.15
3 oz.    1.30
4  oz.   1.45
5  oz.   1.60
6  oz.   1.75
7  oz.   1.90
8  oz.   2.05
9  oz.   2.20
10 oz.  2.35
11  oz. 2.50
12  oz. 2.65
13 oz.  2.80
Restricted Delivery Service$5.10$8.80
基本的には郵便局での手続きが必要です。下記のサイトに図解付きで説明されています。郵便局においてあるCertification Mail Formを使うと結局は$2.75のReturn Receipt Green Cardの料金もかかってくるようですね。実際に何も言わなかったらその料金も取られました。でもきちんと電子メールでいい、と伝えれば$1.50のgreen cardの代わりのPDFで処理されて安くなると思います。それにRestricted Delivery Serviceはオプションです。
https://www.wikihow.com/Send-Certified-Mail-(USA)

仕事でなかなか郵便局に行く時間がないとき、自宅からラベルを印刷して送る方法があります。USPSと提携しているいくつかの企業があります。その中でCertified Mail Labels.comを紹介します。
https://www.certifiedmaillabels.com/



まずユーザー登録してクレジットカードや銀行口座などの支払い方法を設定します。
上記の様な専用封筒などの販売もおこなっているようですが、自分で用意した封筒に印刷したラベルを貼り付けて投函することもできます。


ユーザー登録後は上記のように"Single Label Creation"をクリック。
次に自分の住所と送付先の情報を入力します。
最後にMail Optionの設定です。USPS Delivery Serviceのところは、追跡のみでよいときは"USPS Certified Mail with Electronic Deliver Confirmation"を選びます。送付先の署名がついた証明がほしいときは"USPS CERTIFIED WITH RETURN RECEIPT ELECTRONIC (SIGNATURE)"を選びます。速達にしたい場合は"Priority"にチェックを入れてください
。安く追跡だけしたい場合は署名や速達を省けばよいと思います。次に、Envelope typeの設定です。自分で印刷したラベルを封筒に貼り付ける場合は、"Certified Mail: Plain Envelop"を選択します。通常はLetterサイズでいいと思います。Envelop weightは重さです。自分で用意した封書にラベル分に使うレターサイズ用紙1枚を足した重さを量ります。通常は1オンス(Oz)=28gぐらい以下ですのでそのままでいいです。これで切手代も含めて計算されます。最後のDate Advanceは消印の日の調整です。0は投函当日にラベルを作成する場合、それ以外はずれた日数を指定してください。私はラベル作成した日に投函するので0にしています。ちなみに投函するのが隣町でも支障はありませんでした。
これでレターサイズ用紙(アメリカではA4はなく、それに近いレターサイズを使います)にカラー印刷(Certified Mailは緑の帯が重要なので白黒はダメです)します。折り返し線を封書の上側に合わせて糊で貼ります。残った紙は封書に巻き付けて(あまった分は折り返しています)剥がれない程度に糊で貼っておきます(全面に貼ると受け取った人が開封しにくい)。あとは青いポストに投函するだけ。
追跡番号はユーザーページにも記載されているので、この番号を用いてUSPSのウェブサイトで追跡できます。私はUSPSのサイトで自分に通知がくるように設定しています。ちなみに追跡のみで切手代込み4.75ドルでした。

いかがでしょうか。郵便局に行かずに大事な書類を追跡付きで送る方法をお伝えしました。ぜひ活用してください。







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