iPad mini 5のすすめ

11月 06, 2020

世の中は新型iPad Airが話題になっていて、こんな時に昨年出たiPad miniを購入しました。ホームボタン付きでベゼルは広くLightningだけど、一応最新モデルであるiPad mini 5です。結果的にとても満足しています。もともと運用していたMacBook 13-inch (2016), iPad Pro 12.9-inch (2018), iPhone 12 Proとの差別化もできています。

持ち運びやすいサイズがiPad mini最大の利点

iPad miniの魅力は何と言っても片手で扱えるコンパクトさと軽さです。もちろんiPhoneよりも大きいですができることが違います。

僕がiPad miniでしていることは

本やマンガを読む（医学書もたくさん入っています、活字はKindle Paperwhiteが優秀）
動画視聴（大画面って訳はいかないですが文字が読めてiPhoneより快適）
手書きメモをとる（議事録、アイデア）
調べもの（iPhoneよりも快適で十分）

調べものはMacや大きなiPadがもっと快適ですが、手軽さはiPhoneやiPad miniが優ります。なんといってもコンテンツ（本、マンガ、YouTube・アニメなどの動画）を視聴するにはiPad miniは最適なサイズです（映画はテレビや大きなiPadかな）。これが電車やバスでも気軽に出せるサイズなのがいいです。

ちなみに本やマンガはKindleとi文庫を使っています。医学書は主にM2Plus。動画はYouTubeを電車やバスでまあまあ見る機会があり、英語音声・字幕が使えるApple TV+で英語の勉強を兼ねたドラマ視聴もしてます。

ペンがセットで実力を発揮できる

iPad mini 5からApple Pencilが使えるようになりました。第1世代ですが使えると使えないのでは大きな差があります。Apple PencilあってこそiPad miniがさらに活用できます。他のスタイラスペンも試しましたが実用レベルとは言えず、Apple PencilもしくはLogicool Crayonを併せて使うことを強くお薦めします。なのでiPad miniを選ぶなら第5世代がいいです。

なぜペンが重要かというと、完全にノートの代わりになります。気軽に持ち運べて、議事録やセミナーのメモ、アイデア出しのマインドマップやラフスケッチ、手書きの日記など紙のように運用できます。送られてきたPDFにサインしたりマークを入れたりも手軽。そして紙と違ってバラバラにならず整理でき、かつiPhone、Mac、大きなiPadなどにも同期されます。はじめは小さいかなって思ったけど、持ち運んでさっと描けるのはiPad miniならではです。Apple Pencilを使えるiPad Pro 12.9inchも持っていますが、手書きメモに関してはiPad miniを使う機会が圧倒的に多くなりました。

ちなみにペンはiPad miniと一緒に使いたいのでペンホルダーがあるケースが便利です。僕はiPad miniを縦にも置きたかったのでOtterbox iPad mini 5ケース、背面にMOFT X Tablet miniを貼り付け、ペーパーライクフィルムを貼って画面を保護しています。Apple Smart Coverも普段は都立いけていますが、縦置きのときは外しています。

手書きメモアプリは僕の場合Notability、アイデア出しはConceptを使っています。他にもいいアプリがいっぱいあって充実していると思います。

ポータブルキーボードを持つと出先でちょっとした仕事ができる

ちょっとしたお出かけのときにiPad miniを持ち出して、一緒にキーボードを持って行くと、カフェやロビーなどでちょっとした仕事が快適にできます。ソフトウェアキーボードは画面を隠してしまうので、外付けキーボードがあれば画面を全部使えて、かつタイピングも快適になります。ただせっかくコンパクトなiPad miniなので、キーボードもコンパクトでなければ意味がありません。そんなニーズを満たすのがLogicool Keys-to-go。US配列がどうしてもとなると、少し大きくなりますがApple純正のMagic KeyboardかLogicool K380でしょうか。いずれにしろ仕事の文書作成、メール、ブログ記事などがはかどります。

できればCellularモデルにしたい

iPad miniはiPhoneと同じように持ち運んで出先で使いやすいデバイスです。外で頻繁に手にするのでWi-FiモデルよりもCellularモデルにしてeSIMや格安SIMを入れて運用することで、さらにストレスがなくなるはずです。iPhoneとのテザリングも簡単ですが、コンパクトな機種こそSIM入れてむしろ、そこからもテザリングできるようするのが効率が良いと考えています（なのでiPad Pro 12.9インチはWi-Fiでもよかったかもしれません）。CellularモデルにはGPSも搭載されていますので車では大きいカーナビとしても使えるでしょうし。

iPad miniに欠点はないの？

皆さんがいくつか気になるようなポイントがあると思います。思いつくものをあげてみます。

バッテリー持ちがちょっと短い

→小さいので仕方ない。2日はギリギリ。毎日充電が望ましい。

プロセッサが遅い？

→iPad Pro 2018との差は確かに感じるけど、日常使いには十分でほとんどストレスは感じない。

Lightningが不便？

→充電に関してはiPhone 12さえもLightning（MagSafeやQiより速い）なので困らない。ケーブルも複数持っている。データ転送のためのLightningケーブルを持ち歩くのはちょっとかさばる。

Face IDが使えない

→マスクしている外出先ではむしろTouch IDによる指紋認証が役立つ！ただ手袋する機会も多くて、そのときはすべてパスコードになっちゃってます。

ベゼルが広くて時代遅れ

→iPhoneやiPad Pro 2018を使っているので正直そう感じます。来年あたりベゼルレスがでてさらにコンパクトになったら買い換えちゃうかも。でも正直言って現状でもコンパクトです。

これはむしろ良い点ですが3.5 mmオーディオ端子が残っています。優先でお好みのイヤホンやヘッドホンを使えます。

本・マンガを読んだり手書きメモを取る人はiPad mini買いましょう

たくさんの本を持ち歩く医学系スタッフや研究者、日常セミナーや会議で手書きメモをとる会社員・学生さんなどはiPad mini強くお薦めします。他にも用途にあうと思われた方も買いです。2年ぐらいのうちに新しいモデルが出るかもしれませんが、仕事や体験の効率化は早いほど成果も大きいので、必要でほしいと思った時が買い時だと思います。新機種は待ってても切りがないので。iPad miniを導入してよかったなって心から思ったので体験をシェアしてみました。皆さんのお役に立てれば幸いです。