アメリカの医療保険

アメリカは医療費も高いし医療保険も高い。一般的な家族で月々15〜20万円ぐらいは医療保険らしい(あまりにも高いので企業や病院があある程度負担してくれますがそれでも高い)。保険内容もMedical, Dental, Visionと歯科と眼科が別。安い月給なので安い保険で検討。

まず日本と支払いの方法が違う。まず診療所や薬局でcopayという事務的な分の支払いをして、検査や処置などの医療費など足りない部分が保険。しかしここがひどくて、deductibleというこちらがまず払わないといけない免責額が年間$1,000ドル(11,2万円ぐらい)もある。そこを超えてからようやく保険会社の支払いが葉始まり10%のみ支払うかんじ。deductiblesをなくそうとすると保険料はいっきに3倍近くになる。。もちろん上限はあります。リーズナブルな保険は保険会社が指定するリストからホームドクターを決めて報告して、そこしかかかれません。ERやurgent care(ERは本当に救急のみでwalkinできる軽症はurgent care)は例外です。

最近はリテールクリニックというWalmart(巨大ショッピングモール)やCVS Clinic(CVS Pharmacyという最大手薬局に併設されるクリニック)がはやってて、Nurse Practitioner(アメリカではこの資格を持つNurseが簡単な病気や予防接種など処方箋も発行できるのです)が対応してくれます。数分単位のネット予約が可能で値段も安くて明示されており便利です。まだ医療保険が適応されていない僕にとって、急ぎの子供のワクチンに役立ちます。

アメリカの保険はいいこともあります。日本では実費になる予防医療が無料化されることです。これは素晴らしい取り組みです。予防医療の徹底が医療費の削減につながるはず。これは見習うべきですね。

日本の医療保険は患者にとって素晴らしいシステムです。それだけに中国などに悪用されるケースが出てくるぐらいです。しかし医療費の高騰で保険は破綻しようとしていますし、フリーアクセスの受診が可能なだけに大病医院の医療スタッフが疲弊しています。いいところは学んで、フリーアクセスなどのサービスのシステムを変えることが、最もいい方法じゃないかと思いました。

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