情報管理に使うアプリ


COVID-19の影響で時間が取れているため情報管理について再考してみた。僕は医師であり研究者です。最近はもっぱら研究に従事しています。iPadの環境整備をして情報管理のフローについて僕なりの方法を書いてみます。

情報を集める

情報源は情報源はセミナー、論文、ミーティング、学会など。ここで使っているツールを紹介します。


ここで活躍するのは上記のアプリ。Notabilityは手書きメモアプリです。録音もできるし、再生時に録音にシンクロしてメモが展開できるのが秀逸。書き心地もよく、この録音シンクロ機能のためにGoodNotesなど他の手書きメモアプリは使わなくなりました。聞き逃したところは音声でメモを補完してメモが完成。手書きのままPDFにしてEvernoteに送ります。音声はあくまでメモの補完用です。

Apple純正メモはちょっとしたメモ用に使っています。すぐに起動できて、ある程度レイアウトできるのが利点。iPadではApple Pencilのタップで手書きメモがすぐに書けるので、きちんとまとめていないけど、ちょっとしたメモのツールとして最適。

Simplenoteはテキストのみのメモアプリ。テキストのみなので動作は軽快。ただ日本語入力で表示が乱れるバグがある。AndroidやWindowsアプリもあります。クロスプラットフォームの素早いメモ用として使ってきましたが、iPadが中心になってきたため純正メモに移行中。

ReadCube Papersは論文管理アプリ。以前はMendeleyもEndnoteも使っていましたが今はPapersに完全移行済み。Endonoteは引用文献を書くのにはとても便利な一方で、論文管理は検索性やPDFの扱いがしっくりきませんでした。Mendelayはよかったのですが、無料プランの範囲を超える量になり割安なReadCube Papersに移行しました。最近Papersアプリが刷新されて、動作も軽快になり快適に利用できています。引用数や引用先論文がすぐにわかり論文の価値がすぐにつかめるのがお気に入りのポイント。この機能と同期機能は有料会員になる必要がありますが、アカデミック割引があります。ChromeやFirefoxからの論文のインポートも簡単です。今は職場が団体契約しているためお金もかからず使えています。

Evernoteは有名な情報管理ツール。情報をきちんと整理するというよりは、ためこんでおいて必要なときに検索するツール。ここにNotabilityの講演メモをPDFでもってきます。ノートブックとタグはきちんとつけておくのがポイント。僕の場合、ノートブックは疾患分野ごと、タグで疾患名、薬剤分類、キーワードなどでノートブックを超えたグルーピングをしています。ノートブックはバラバラになるのでナンバリングを先頭に加えています。もう10年ぐらい使っているのでプレミアム会員になっているのもあり、PDFは自動的にOCRがかかり中身も検索できるようになっています。そして、Evernoteの大事なスキルとして検索構文を使いこなすことも大事。ノートブックとタグをつけて大量に情報のおきばであり、きちんと検索、これがEvernoteの使い方です。きれいなノートである必要はないと思います。

https://apps.apple.com/us/app/notability/id360593530

情報を管理する



前述通り、Evernoteは情報をたくさんためておくところ、純正メモはちょっとしたメモを引き続き保管(一部はきちんとまとめてEvernoteへ移行)、Papersは論文の保管場所です。

情報を活用する



情報を自分なりにまとめていくにあたり活用するのがマインドマップ。MindmeisterはWebベースでMac/Windowsを問わず利用できて更新情報もすぐにわかります。iOSとAndroidにはアプリもあり使い勝手はいいです。Evernoteリンクを手軽に貼り付けられます。マインドマップで情報をきちんと線でつなげて書くことで頭が整理されます。このままプレゼンすることも可能です。

ただブレーンストーミングやアイデア出しなどは、タイプで打っていくよりは手書きが優ります。しかも紙面は大きい方がいい。そこで最近使い始めたのがConcept。ベクター系のイラストツールですが、紙の大きさは無限、ペン類も充実し書き心地もよい。編集とエクスポートなどは有料ですが、サブスクリプション以外にも買い切りが用意されているのが良心的。Apple Pencilで自由にアイデアを書き込んでいくのが、とても心地よい感じでしっくりきています。まとまれば必要に応じてMindmeisterで作成してもいいと思っています。

以上、今回は僕なりの情報管理方法について書いていました。最近はiPadが進化しており、便利なツールが増えてきましたね!

COVID-19の影響で時間が取れているため情報管理について再考してみた。僕は医師であり研究者です。最近はもっぱら研究に従事しています。iPadの環境整備をして情報管理のフローについて僕なりの方法を書いてみます。
情報を集める
Notability これは

情報を集める

情報源は情報源はセミナー、論文、ミーティング、学会など。ここで使っているツールを紹介します。
  • Notability
  • Apple純正メモ
  • Simplenote
  • ReadCube Papers
  • Evernote
ここで活躍するのは上記のアプリ。Notabilityは手書きメモアプリです。録音もできるし、再生時に録音にシンクロしてメモが展開できるのが秀逸。書き心地もよく、この録音シンクロ機能のためにGoodNotesなど他の手書きメモアプリは使わなくなりました。聞き逃したところは音声でメモを補完してメモが完成。手書きのままPDFにしてEvernoteに送ります。音声はあくまでメモの補完用です。
Apple純正メモはちょっとしたメモ用に使っています。すぐに起動できて、ある程度レイアウトできるのが利点。iPadではApple Pencilのタップで手書きメモがすぐに書けるので、きちんとまとめていないけど、ちょっとしたメモのツールとして最適。
Simplenoteはテキストのみのメモアプリ。テキストのみなので動作は軽快。ただ日本語入力で表示が乱れるバグがある。AndroidやWindowsアプリもあります。クロスプラットフォームの素早いメモ用として使ってきましたが、iPadが中心になってきたため純正メモに移行中。
ReadCube Papersは論文管理アプリ。以前はMendeleyもEndnoteも使っていましたが今はPapersに完全移行済み。Endonoteは引用文献を書くのにはとても便利な一方で、論文管理は検索性やPDFの扱いがしっくりきませんでした。Mendelayはよかったのですが、無料プランの範囲を超える量になり割安なReadCube Papersに移行しました。最近Papersアプリが刷新されて、動作も軽快になり快適に利用できています。引用数や引用先論文がすぐにわかり論文の価値がすぐにつかめるのがお気に入りのポイント。この機能と同期機能は有料会員になる必要がありますが、アカデミック割引があります。ChromeやFirefoxからの論文のインポートも簡単です。今は職場が団体契約しているためお金もかからず使えています。
Evernoteは有名な情報管理ツール。情報をきちんと整理するというよりは、ためこんでおいて必要なときに検索するツール。ここにNotabilityの講演メモをPDFでもってきます。ノートブックとタグはきちんとつけておくのがポイント。僕の場合、ノートブックは疾患分野ごと、タグで疾患名、薬剤分類、キーワードなどでノートブックを超えたグルーピングをしています。ノートブックはバラバラになるのでナンバリングを先頭に加えています。もう10年ぐらい使っているのでプレミアム会員になっているのもあり、PDFは自動的にOCRがかかり中身も検索できるようになっています。そして、Evernoteの大事なスキルとして検索構文を使いこなすことも大事。ノートブックとタグをつけて大量に情報のおきばであり、きちんと検索、これがEvernoteの使い方です。きれいなノートである必要はないと思います。

情報を管理する

  • Evernote
  • Apple純正メモ
  • ReadCube Papers 前述通り、Evernoteは情報をたくさんためておくところ、純正メモはちょっとしたメモを引き続き保管(一部はきちんとまとめてEvernoteへ移行)、Papersは論文の保管場所です。

情報を活用する

  • Mindmeister
  • Concept 情報を自分なりにまとめていくにあたり活用するのがマインドマップ。MindmeisterはWebベースでMac/Windowsを問わず利用できて更新情報もすぐにわかります。iOSとAndroidにはアプリもあり使い勝手はいいです。Evernoteリンクを手軽に貼り付けられます。マインドマップで情報をきちんと線でつなげて書くことで頭が整理されます。このままプレゼンすることも可能です。
ただブレーンストーミングやアイデア出しなどは、タイプで打っていくよりは手書きが優ります。しかも紙面は大きい方がいい。そこで最近使い始めたのがConcept。ベクター系のイラストツールですが、紙の大きさは無限、ペン類も充実し書き心地もよい。編集とエクスポートなどは有料ですが、サブスクリプション以外にも買い切りが用意されているのが良心的。Apple Pencilで自由にアイデアを書き込んでいくのが、とても心地よい感じでしっくりきています。まとまれば必要に応じてMindmeisterで作成してもいいと思っています。
以上、今回は僕なりの情報管理方法について書いていました。最近はiPadが進化しており、便利なツールが増えてきましたね!

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